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キビ畑の中の「溜め糞」=14日徳之島町
平成23年4月15日(金)
クロウサギによるキビ食害
国の特別天然記念物アマミノクロウサギによるサトウキビの食害が頻発している。徳之島町の秋本祥輔さん(59)のキビ畑では、山すそ側の一列を食いつくされ、土手には獣道がいくつも確認できた。畑の中央部の約1㍍四方にはクロウサギ独特の「溜め糞」や「遊び穴」も見られる。 保村満敏さん(62)の畑では、途中から食いちぎられて枯れたキビが見られた。保村さんは「クロウサギは天然記念物で打つ手が無い。ネズミはかじるだけだがウサギは食いちぎってしまうのでたちが悪い」とあきらめた様子。

 
アマミノクロウサギ 畑の中の「溜め糞」
食害に遭って成長が止まったキビ クロウサギに食いちぎられたキビ
キビ畑の中のクロウサギの糞 クロウサギの侵入を防ぐ為の自衛策


森林保全巡視員委嘱書交付式=14日、徳之島森林事務所
森林保全巡視員委嘱書交付
希少植物の大量盗掘があった徳之島町で14日、森林保全巡視員委嘱書の交付式があった。
行山武久さん(66)=徳之島町母間=と池畑新一さん(70)=同=に、九州森林管理局の山川
祐一森林官から「森林保全巡視員委嘱証明書」や「腕章」などが交付された。 巡視員の任務は、
ゴミの不法投棄の防止、森林火災の防止、高山植物等の盗採及び損傷の防止、標識類の保全
等について、国有林野を巡視すること。 天城町の木村健一さんを含めて今回の3人の委嘱で島
内に4人の巡視員が誕生した。

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