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接岸直前の大型客船「ふじ丸」＝６日、平土野港
平成２３年５月７日（土）
大型客船「ふじ丸」平土野港に初寄港 ＝船内見学会や食事・落語鑑賞会も＝
日本チャータークルーズが運航するチャーター専門の豪華客船「ふじ丸」（23,235ｔ）が６日、平土野港に初入港した。白い船体は予定より少し遅れて午前１１時３０分前、タグボートに押されてゆっくりと接岸。岸壁で歓迎セレモニーが行われる予定だったが、あいにくの天候で、船内の２層吹き抜けの多目的ホールで行われた。天城町女性連による「ワイド節」や「花の徳之島」の踊りなどが披露され、大久天城町長の歓迎のあいさつや花束贈呈などがあった。乗船客はセレモニーの後、バスに分乗して島内一周を楽しんだ。 島内在住者の船内見学会（無料）と食事会・落語鑑賞会（有料）も行われた。午後１時から島民約１５０名が乗船、定期船の入港のため約１時間、港を離岸、沖合いでマジックショーを楽しんだ後、船内見学、食事会、落語鑑賞を行い午後３時半に下船した。同船は午後６時、次ぎの寄港地屋久島に向けて出港した。

タグボートに押されて平土野港入港
	【ふじ丸概要】 ２３,２５トン 全長１６６．６ｍ 全幅２４．０ｍ 旅客定員６００名 客室数１６３室 デッキ８層 巡航速力１８ノット 就航１９８９年４月 シアター、図書室、本格的なシェイプアップ機器を 供えたフィットネスセンター、プール、プロムナード、 ショップ、デッキ（１周３００ｍ）
午前１１時３０分接岸
初の大型客船の入港を出迎える関係者＝平土野港
船内で行われた歓迎セレモニー	花束贈呈
大久天城町長から夜光貝のプレゼント	観光協会から黒糖の贈呈