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樹上で捕らえたメスハブと春川さん＝28日、山クビリ線
平成２３年５月２８日（土）
深夜の大捕り物　～ハブハンター春川克也さんに同行～
ハブ捕獲暦２５年のベテランハブハンター春川克也さん（４７）＝徳之島町轟木＝に２８日夜、密着取材した。 午前０時前、山クビリ線花徳入り口近くの樹上に横たわるハブを発見。地上約７㍍の樹上に居るハブを長さ３㍍ほどの捕獲棒でどのようにして捕獲するのか固唾を呑んで見守っていると、あっという間に木を登り始めた。ハブも異変に気付き攻撃態勢を取るがすかさず尾部を捕獲棒で捕らえた。ハブは木に巻きついて必死に抵抗、力ずくめで引きずり出して、下で監視する奥さんの前へ投げ落とした。捕獲されたハブは、重さ１キロ400グラム、長さ１メートル６９センチで大型の部類。春川さんはこれまでに１万匹以上を捕獲。一晩に１６匹捕獲した事もあるという。

【写真特集】
樹上にハブ発見	捕獲棒で尻尾を挟まれ必死で抵抗するハブ
樹上から「落とすぞ～」の声	落下場所の確認をする春川さんの奥さん
身長より長いハブ。「ハウス・ハウス」と声をかけながら保管箱の中へ