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梅雨時期とは思えない青空が広がる徳之島=31日、花徳
平成23年6月1日(水)
きょうから6月
爽やかな青空が広がる梅雨の晴れ間
「梅雨晴間とるに程よく草のびて」(遠藤はつ)。 北上していく梅雨前線はいつもの年より早いようである。 先月1日、平年より11日早く梅雨入りした奄美地方は、ここ数日好天の日が続き、真夏を思わせる。水分をいっぱい吸収した草木は緑が色濃く、固有種のイジュウの花が山並みを白く染めていたが先日の台風2号で散り、コンロンカやリュウキュウテイカズラ、芳香を放つナゴラン(絶滅危惧ⅠA=ごく近い将来に絶滅の危険が極めて高い種)などが野山を彩っている。ナゴランは園芸採取などで激減、近年自然界で見るよりも人家の庭先で見る数の方が多い。

松の樹幹で開花したナゴラン=31日、徳之島町


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