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岩石の説明を聞く参加者=23日、伊仙町
平成23年7月27日(水)
徳之島虹の会  夏休み特別企画
徳之島の岩石採集会に島内外から35人が参加 
今年4月、NPO法人化した「徳之島虹の会」(松田清藏理事長)が、23日~25日の3日間、夏休み特別企画として、島内の珍しい岩石採集会を開催した。 徳之島3町と鹿児島市の小学4年生から中学3年生までの親子35人が参加。 島内の海岸や山中など20ヶ所を巡り、徳之島の成り立ちや地層の出来方、岩石の種類や性質などを学んだ。
講師の1人、成尾英仁先生(61)=武岡台高校教諭=は、地質学専門で以前徳之島高校で教鞭をとった経歴があり、徳之島の地質の専門家で、詳しく分かりやすい説明に参加者達は真剣に聞き入っていた。 ほとんどの参加者が岩石の勉強は初めてで、徳之島の岩石の多様性にびっくりするとともに島の新しい発見に目を輝かせていた。 虹の会メンバーの美延睦美さん(48)は「島の足元の宝を発掘し、次の世代に伝承して行きたい」と話した。 同会では、30~31日、「奄美の絶滅危惧植物」の著者山下 弘先生を講師に迎えて、植物採集も計画している。


伊仙町泊漁港 ロープを伝って海岸へ
雨の中での岩石採集 .
説明をメモに取る参加者 .

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