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灯篭流し=15日、母間・池間海岸 
平成23年8月16日(火)
ウクイブン(送り盆)
灯篭流しやカマで先祖の霊を見送る  
月遅れ盆の送り盆となった15日夕、島内各地で独特の送り盆の風習が見られた。徳之島町池間の海岸では、地区住民や子供育成会らが50個の灯篭を海原へ流した。手作りの灯篭には「がんばれ日本」「いつまでも元気で」などと書かれていた。
下久志集落では、一重一瓶で浜辺に出掛け、サンゴで「カマ」を作って野菜などを供えて先祖の霊を見送っていた。 一方、亀徳や亀津中区、南区の共同墓地では、家族・親族らが持ち寄った料理を広げ、焼酎などを飲み交わし、なごやかな宴を繰り広げて先祖の霊との別れを惜しんでいた。

 
 浜辺でカマを作って先祖の霊との別れをする家族=15日、下久志
 焼酎を飲み交わしながら先祖の霊を送る=亀津東区の共同墓地

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