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民庭先で白布の舞を披露する「むちたぼり」=15日、徳之島町手々 
平成23年8月17日(水)
伝統行事 手々むちたぼり
満月の下 神秘的な白布の舞
徳之島町最北端の手々集落(田原喜栄区長、67世帯・179人)で15日、町無形文化財の「むちたぼり」あった。 白い布を頭からかぶり、扇子と棒を手に神様に扮した男性陣と、豆絞りの手ぬぐいで頭を覆った浴衣姿の女性陣が軽快な三味線の音に合わせて舞い、五穀豊穣を祈願した。 午後8時過ぎ、手々小中学校を出発。「殿地」と呼ばれる井上キクさん(76)宅を皮切りに計6軒の民家を訪問。神秘的で情熱的な舞を披露した。町内外から大勢の観客も訪れ、カメラに収めたりしていた。 伊仙町出身で関西在住の森 照代さんは「軽快なテンポに踊りたい気分」と興奮気味に語った。

 
 
 訪問先では、飲み物などを準備して歓迎

 
 
 松原上区であった盆踊り=15日
各集落で盆踊り 
 送り盆の15日、島内の各集落で、やぐらを組んで盆踊りがにぎやかに行われた。花徳地区では、前川、新村、上花徳の三集落が合同で前川生活会館前広場で行った。 天城町松原上区は、13日から15日の三日間、青年団主催で開催され、帰省客なども交えてやぐらの周りを二重三重と踊りの輪ができた。会場には屋台も軒を連ね、最終日は花火や抽選会で盛り上がった。

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