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秋の訪れとともに飛来したサシバ=8日、徳之島町母間
平成23年10月12日(水)
サシバ飛来
秋空をさっそうと旋回
秋空をさっそうと旋回する渡り鳥のサシバ(絶滅危惧U類)の姿が見られる季節になった。昨年より約1週間早い8日の昼前、「ピックイー」と甲高い鳴き声を響かせ、奄美に秋の訪れを告げている。サシバはタカの仲間で全長約50センチ。夏鳥として3月中旬ごろ東南アジアや赤道付近から日本に飛来し、繁殖。 秋に奄美・沖縄諸島を経由して東南アジアで冬を越す。 一部は徳之島で越冬するのもいて、「ウティダカ」(落ち鷹)と呼ばれる。 昭和30年代までは、鳥モチで捕獲して食用にしていた。 
今の時期、空を見上げるとセイタカシギなどの旅鳥を見ることが出来る。沈砂地や干潟、諸田池などには、カモやシギ類の冬鳥の姿も見られる。

【旅鳥】
 セイタカシギ(絶滅危惧U類)=亀津上空
   
 ツメナガセキレイ=与名間  タカブシギ=諸田池
   
 セイタカシギ=花徳沈砂地  イソシギ=与名間
 
足を引きずったシギ 

一昨日、足を怪我したシギが居るとの連絡があり、天城町浅間の干潟に観察に出かけた。
左足の関節から下の自由がきかないようで、右足で飛び跳ねるように移動していたが食欲旺盛でカニを次から次と捕獲して食べていたので生命に別状はないものと思われる。










ュウシャクシギ=浅間
 

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