強い寒気の流れ込みで２日朝、北海道旭川市で氷点下８度９分など、北日本各地で０度を下回った。 一方、徳之島では、２日の日中の最高気温が天城町で２５度４分、伊仙町で２５度と、いずれも夏日を観測した。
県内では１日の伊仙町に続いて２日連続の夏日を観測した。 気象台によると、これから１週間程度、平年よりも暖かい日が続く見通しだという。
ポカポカ陽気の中、徳之島町の花徳集落や金見集落では、ソテツの実の収穫が最盛期を迎えている。 収穫された実は、味噌の原料にされたり、業者に引き取られ、中国やヨーロッパなどに輸出される。
花徳で収中のＹさん（７８）は、「終戦直後は貴重な食料だった」と当時を語った。 金見で収穫中のＡさん（７４）は、「今年は実付きが良く、昨年より５００円高い２５００円で業者が引き取ってくれるので小遣い稼ぎになる」顔をほころばせた。
|
