「山田の中の 一本足のかかし 天気の良いのに 箕笠(みのかさ)着けて・・・」唱歌 「かかし」に出てくる「みのかさ」作りの体験実習が27日、行山武久さん=徳之島町母間=の作業所であった。 NPO法人徳之島虹の会(松田清藏理事長)が計画、家族連れなど21人が参加した。
講師の政岡良治さん(76)から手ほどきを受け、「クバ」の葉を使って、世界に一つしかないマイクバ笠などを作った。 政岡さんは、椿油絞りや昔の民具を復活させたり、小学校で昔の遊びなども伝授している。 伊仙町から親子4人で参加した餅田樹(いつき)さん(面縄小4年)と姉の彩葉(いろは)さん(面縄中1年)は、「初めての体験で、とても楽しかった」と喜んでいた。
みのかさ:植物繊維を縦に並べて作った雨具
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