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徳之島町内の国定公園で盗掘された「イソマツ」
平成23年12月9日(金) 
国定公園で絶滅危惧種「イソマツ」盗掘!
徳之島町内の海岸でこのほど、環境省及び鹿児島県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類 (絶滅の危険が増大している種 )に指定されている「イソマツ」の盗掘が発覚した。 イソマツはサンゴ礁に生える低木状の多年草で、紅紫色の花を咲かせる。 漢方の消炎、止血薬として利用するため、大量に採取され、また、海岸開発などで激減している。 数年前、与名間海岸でも薬用として沖縄へ出荷するために大量の採取があった。 今回は、国定公園内でハンマーなどを使って採取していたが、県希少野生動植物保護推進委員らが指導を行い採取を止めさせた。 一般の人には、採取が禁止されている物かどうかの判断がつかない場合が多いので、関係機関の周知徹底が望まれる。
奄美群島国定公園奄美群島一帯の自然保護を目的として1974年(昭和49年)2月15日指定。

イソマツ:絶滅危惧Ⅱ類
盗掘現場 盗掘されたイソマツ

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