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農作物に被害を与えているイノシシ=徳之島町轟木 |
平成23年12月20日(火) |
有害鳥獣による農作物被害拡大 |
イノシシやカラスによる農作物被害が拡大している。一部地域ではクロウサギによる被害も発生。 例年になくシイの実やキノコ類の不作で、餌を求めたイノシシが集落近くまで出没している。
農家では、畑の周囲に侵入防止ネットや電気柵を張り巡らせたりトタン板を敷いたり、自衛策に追われている。
徳之島町の北部地区では昨年、約2千万円の被害が出ている。天城町では、サトウキビへの被害が大きく、昨年の被害量は約430トンに達した。
徳之島町は10月末より、山~金見地区にイノシシ侵入防止柵を設置する鳥獣被害対策事業を開始。天城町でも防護柵の設置を検討している。
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