かつて徳之島屈指の米どころとして知られ、「むちたぼり」発祥の地とも言われる花徳前川集落（１４３世帯・２９２人、尚 睦夫区長）と上花徳集落（１３７世帯・２７５人、中村正仁区長）で８日夜、伝統行事の「むちたぼり」が行われた。 前川集落は、約５０人が生活館に集合。三味と太鼓の音に合わせて「ムチ フウシャチ アランドヤ クムィ フシャチ アランドヤ ムトゥヌ ウヤホンキャヌ マネドゥ セユンド ハラドンドンセ サマエトサンセ」（餅や米が欲しくてではありません、先祖の真似をしてるだけです）とむちたぼりの唄を歌いながら歳の祝いの家７軒を回り、各家々からはご祝儀や餅などが振る舞われた。
上花徳集落は、天候不良のため公民館で唄と踊りを奉納、五穀豊穣などを祈願した。
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