徳之島町上花徳集落で16日夜、「16日正月」が行われた。 上花徳研修館に21人が集まって、「千人踊り」や「田植え唄」などを歌い踊り、「唄あしび」を楽しんだ。 昨年の敬老会で約5年振りに「唄あしび」を行ったところ、最高に盛り上がり、新年会でもやってみようという声が上がった。
山本照子さん(82)が中心となって呼び掛け、参加者は、青年、少女時代にタイムスリップしたかのようにエネルギッシュに歌い踊った。 山本さんは「伝統文化を絶やすことなく、何時までも保存伝承して行きたい」と語った。
約20年前、山本元宏さん(81)が区長時代に集落でテープに採録した懐かしい歌声もバックミュージックとして使用された。
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