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旧正月行事「まんきゃあしび」=23日夜、手々集落
平成24年1月24日(火) 
伝統の旧正月行事楽しむ
手々集落で「まんきゃあしび」
 旧正月に当たる23日夜、徳之島町北端にある手々集落(田原喜栄区長、70世帯、180人)で、伝統行事の「まんきゃあしび」が行われた。集落はずれにある福祉会館に手々小中学校のふるさと留学生や地域住民ら約50人が参加。 午後7時過ぎ「ハイウネ まんきゃがでぃ来(きゅ)んど  門(かどう)やがあでぃ来(きゅ)んど ハイウネウネ なねんたどやがでぃ まんきゃあしび ソラソラ」 と、1番から16番まで、太鼓に合わせて掛け唄と独特の手踊りが始まった。 最初は座って踊っていたがテンポが速くなると老若男女が総立ちになってエネルギッシュに踊り出した。
「まんきゃ」とは、福を招くという意味で、かつては新築の家で行なわれていたが近年新築の家がないので福祉会館で行なっている。
政 武文さんは「手々集落には、県の無形文化財のむちたぼりなどの伝統行事があるが、唄うメンバーが高齢化して歌える人が少なくなって来たので次の世代への伝承が課題だと」歌い手不足を心配していた。
 
 太鼓と歌い手  独特の手踊り
 テンポが速くなると総立ちで踊り始める
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