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天然記念物「ケナガネズミ」の屍骸=1日、徳之島町轟木林道 | ||||||
平成24年2月2日(木) | ||||||
国の天然記念物 「ケナガネズミ」 「トクノシマトゲネズミ」受難相次ぐ |
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国の天然記念物のケナガネズミやトクノシマトゲネズミの傷ついた個体や屍骸が相次いで見つかっている。 徳之島町轟木林道で1日、イノシシの罠を見回っていた木場吉久さん(73)が、ノネコに捕食されたと思われるケナガネズミの屍骸を発見した。子持ちとみられ、頭と足と毛と胎児の一部を残し綺麗に食べつくしてあった。 先月29日には、手々集落の県道脇で堀田富嗣さん(65)が弱ったケナガネズミを発見、家に籠を取に帰っている間にカラスに体を突かれていたため保護。 同町の郷土資料館に引き取られたが死亡した。 1月初旬には、山クビリ線で顔に傷を受けたトクノシマトゲネズミの屍骸も発見されている。 ケナガネズミやトゲネズミの繁殖期で、行動が活発なためカラスやノネコに狙われているようである。先月は5匹の弱ったケナガネズミが保護され、うち二匹が死亡、3匹が回復して自然界に放たれた。 |
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堀田富嗣さんに保護されたケナガネズミ | ||||||
山クビリ線で発見されたトクノシマトゲネズミの屍骸 (鼻に咬み傷) | ||||||
毛皮を残してほとんど食べつくされた ケナガネズミ=1日、轟木林道 |
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