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南極大陸で収集した「南極の石」
平成24年2月3日(金) 
松原の松元時夫さん
南極観測支援記念の「南極の石」を寄贈
 第19、20次(1977~1979年)南極観測支援隊のコックとして観測船「ふじ」(5250トン)に乗船勤務した天城町松原の松元時夫さん(60)が、昭和基地周辺で採取した「南極の石」を同集落の公民館に寄贈展示する準備が進められている。
松元さんは、記念にと思い足かけ3年の勤務期間中、こつこつと収集、親戚などにもプレゼントしたが今回の展示の話が持ち上がって回収した。「石」はサンプル石を含め20個。大きいものは約10キロの重さがある。
南極観測支援隊は応募者が多く、隊員になるのは難関である。松元さんは「募集していた職種と階級が偶然マッチして選ばれ、運が良かった」と話す。現地ではコックの仕事だけでなく時間があると昭和基地の観測の支援やありとあらゆる雑用をこなして来たという。 

「遥か南極へ、暫し思いを馳せる」 
 
 南極の石と松元さん サンプル石 
   
南極観測船「ふじ」 昭和基地 
 
ペンギンと戯れる隊員 
博物館として名古屋港ガーデンふ頭に係留されている「ふじ」 
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