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「伸び行く母間」 第3巻を発行した悦岡兵助さん
平成24年3月9日(金) 
記録を残そう
「伸び行く母間」 37年振り発行
 昭和48年(1973年)、当時70歳の平山宏さん(母間出身、神奈川県相模原在住)が、母間集落の記録を残そうと、同地で生まれ育った者、及び縁故者から「体験から得たもの、故人の業績、逸話など」を書いてもらい一冊の本にまとめて発行。 2年後には第2巻が発行されたが以後発行が途絶えていた。 
このほど、悦岡兵助さん(69)がこのまま母間校区の大事な文化である本をそのままにしておく事はもったいないと第3巻を出版した。 今回は先人が遺した母間の伝説、50年前の思い出、青年までの記録などをベースに若者たちの寄稿が差し挟まれている。
.悦岡さんは、鳥取大学農学部を卒業後、東天城中学校を振り出しに36年間の教鞭を取り、現在亀津に在住。 いつの日か、故郷母間、自分が歩んで来た足跡を顧み、先人たちが残した「伸び行く母間」第3巻を発行したいと常々思ってたと言う。
.自費出版された700冊は、徳之島町の図書館や母間小、東中、関東関西の母間会、関係者などに寄贈された。

悦岡兵助さんの連絡先:徳之島町亀津 Tel0997−83−3568


昭和48年に発行された「伸び行く母間」第1巻(左)と第2巻
                                             

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