ティダマンデの徳之島 |
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枯葉に顔を隠してこちらの様子を伺うトクノシマトゲネズミ |
平成26年2月14日(金)
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国の天然記念物 |
「トクノシマトゲネズミ」約1年ぶりに目撃 =徳之島固有種= |
先日、徳之島北部の山地で国の天然記念物「トクノシマトゲネズミ」に遭遇した。 4・5年前まではたまに見ることが出来たが、約1年ぶりの目撃である。 アマミノクロウサギより見かける頻度は低く、出没地点近くではノネコの徘徊も目撃され、食害されたのではと懸念していたところである。
午後11時過ぎ、約5㍍先の落ち葉の上でカンガルーのように飛び跳ねるトゲネズミを発見、そっと近づくと枯葉に顔を隠してこちらをじっと見つめている。 匍匐(ほふく)前進してシャッターを切ると20㎝ほどのジャンプをしながら闇の中に消えて行った。
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【トクノシマトゲネズミ】
【昭和47年5月、国指定天然記念物】
平成18年7月、徳之島に生息するトゲネズミが新種である事がわかり「トクノシマトゲネズミ」と名付けられた。
尻尾を除く体長は約10~15cm。先のとがった長さ約2cmのトゲ状の硬い毛を持つ。森林にのみ分布、夜行性。シイの実や昆虫を食べる。ジャンプ力に優れ、移動方法はカンガルーに似てい る。
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闇の中に消えて行ったトクノシマトゲネズミ |