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徳之島町花徳で発生したた「キョウチクトウスズメ」の成虫
平成20年1月31日(木)               
温暖化の影響か熱帯系のガ徳之島でも発生確認
アフリカやインドなどに分布する熱帯系の大型スズメガの一種「キョウチクトウスズメ」が昨秋、数十年ぶりに瀬戸内町加計呂麻島で発見された。昨年12月、徳之島でも発生を確認。 キョウチクトウは街路樹などにも植えられているが毒性があり、家畜が葉を食べると中毒死することもある。 キョウチクトウスズメの幼虫はそんな植物の葉を食料にするから驚く。
温暖化の影響で生物に異変が起きているのか最近、南方系昆虫の話題が多い。昨年9月には、徳之島一円でソテツの若葉を餌にする南方系の「クロマダラソテツシジミ」ガ発生。最近では奄美大島からデイゴ類の頂上部の幹や葉に巣くう「デイゴヒメコバチ」の情報が寄せられている。被害植物が農作物でないから、目だった反応はない。これらは我々に何かを警告していかのるようで不気味である。
農林水産省の報告によると、地球温暖化がこのまま進むと鶏肉生産量が50年後に15%以上低下し、約百年後には日本近海のサンマ漁場が消滅すると言う。
平成19年12月8日、幼虫採取


平成19年12月9日さなぎになり、29日に羽化


  キョウチクトウスズメ
南海日日新聞記事
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