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樹上にラン類を植え戻すボランティア=20日、井之川岳
平成23年2月21日(月)
井之川岳で盗掘された徳之島固有種や絶滅危惧種
ボランテイァなどが現地へ植え戻す
今月15日、井之川岳で盗掘された徳之島固有種の「トクノシマカンアオイ」や絶滅危惧種の「リュウキュウヒモラン」、「シコウラン」など約900株の植え戻し作業が20日、現地で行われた。鹿児島森林管理所 徳之島事務所の山川祐一森林官の挨拶の後、三重県から帰省中(母間出身)の池畑一男さんやボランテイァなど約30人が、手際よく山中の樹上などに植え戻した。

【参加者】  
大島支庁徳之島事務所、徳之島虹の会、NPO法人クロウサギの里、伊仙町小学校教諭、徳之島ふしぎ発見隊、県職員、南西糖業、伊仙町役場、他個人。

【写真特集】
植え付け手順などを説明する山川森林官 盗掘植物とボランティア
山中に向かうボランティア 移植場所の確認
一株ずつ丁寧に植え付け 作業の疲れを癒してくれるキノコ類や植物群
頂上付近に最後の一株を移植 頂上での昼食

徳之島固有絶滅危惧種「ハツシマカンアオイ」開花
後を絶たない絶滅危惧植物盗掘
開花した「ハツシマカンアオイ」=20日、天城町

徳之島の常緑広葉樹林で固有種の「ハツシマカンアオイ」が開花を始めている。先日、井之川岳で多数のカンアオイ類が盗掘されたが、20日、天城町の山岳でも盗掘跡が数多く確認された。

盗掘跡が到る所に=20日、天城町
  
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