西犬田布当原出身の岩井正一さん(明治35年生)が、9年間の長年月にわたってハンマをふるって竣工にこぎ付けた「岩井塩田」の秘められた汗の結晶物語を9月27、28日の二日連続で掲載したが、岩井さんは徳之島が新婚旅行や観光ブームに沸いてた昭和40年代、犬田布岬で「博物館」 を開館、徳之島観光の目玉ともなっていた。 当時、新婚旅行で徳之島を訪れ岩井さんにお世話になったという奈良のKさん始め数名からメールを頂いた。 また、先日、霧島市在住の岩井さんの次女
政代さんから紛失したと思っていた来館者のサイン帳三冊が見つかったとコピーも届いた。
コピーに目を通すと、ほとんどの方が自然豊かで人情味のある島、もう一度訪れたいとと記している。 政代さんも 「懐かしさと同じに、島の文化や人情それに大切な自然を風化させぬよう守らねばと改めて感じております」と一筆添えている。
伊仙町在住の甥の岩井伸仁さんは、当時を振り返り、「年寄りからガキまで友達の層が広かった」 「中国人はくよくよしなく、失敗を恐れない」が口癖だったと語った。
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