徳 之 島 の 稙 物 | ||
【徳之島固有種】 トクノシマカンアオイ タニムラカンアオイ ハツシマカンアオイ トクノシマテンナンショウ オオアマミテンナンショウ トクノシマエビネ オオバナオオシマウツギ トクノシマスゲ |
タニムラカンアオイ Asarum leucosepalum |
【科名】 ウマノスズクサ科 【特徴】 常緑樹林の林床に生える常緑多年草。 萼裂片が白くなることに由来してシラユキカンアオイの別名がある。 1994年に新種として記載された。 葉の形はハート形で、草丈は約10センチ。先が3つに裂けた筒状の萼からなり、紫色と白色からなる花をつけるが花弁はない。カンアオイの中では、最も美しい花を付ける。 種小名の leucosepalum は「白い萼片の」のという意味。 【生育地】 徳之島町の三方通岳や天城町の石灰岩地帯の常緑樹林内の林床。 【花期】 2〜4月 【環境省カテゴリー】 絶滅危惧T類 (鹿) |