徳之島の生物 | ||||||||||
=生きた化石といわれるアマミノクロウサギの棲む島= | ||||||||||
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昆虫 | |
◆アマミアズチグモ アズチグモの亜種で、くもの巣を作らないで 長い脚を広げて獲物を待ち伏せる。 猿のような顔をしてとても可愛らしい。 前胸部前方に特徴的な褐色部がある。 ♀は全身白色か黄白色だが、♂は茶褐色をし ている。 |
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◆オキナワナナフシ 体は棒状で緑色または暗褐色を呈し、木の 枝に良く似ているので擬態の良い例とされる。 琉球列島特産種で、バンジロウの葉を好んで 食べ、成虫は夏から秋にかけて出現し、卵は 木の上から1個ずつ産み落とす珍しい行動を 取る。 |
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◆オオシマルリタマムシ 奄美諸島・沖縄諸島に分布。本土産タマム シの亜種。 タマムシの名は、玉虫と書き、虹 色の美しい羽を持っている。 日本の古来装 飾品、美術品に数多く使用されて来た。 飛鳥 文化の代表的工芸のひとつ、「玉虫厨子」は 有名。 本種はタマムシ科で日本最大で奄美・沖縄に 分布する固有種。 成虫の出現は6月から8月。 |
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◆タイワンカブトムシ 東南アジアから南西諸島に侵入した帰化昆 虫頭のてっぺんがへこんでいて、黒褐色でオ ス・メス共に一本の小さな角を持つのが特徴。 幼虫は、クバやサトウキビの根を食害する。 |
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◆サツマゴキブリ 四国足摺岬、九州南部、南西諸島に生息。 成虫になっても無翅で、短いうろこ状の翅の 痕跡が残る。前胸部の白い縁取りが美しい。 卵胎生。 |
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◆コブナナフシ 九州から八重山まで分布。 体がごつごつしているのが特徴。色は灰かっ 色からこげ茶で、緑色のものは少ない。 他のナナフシに比べて、ずんぐりとしていて動 きが遅く樹皮にそっくり。 |
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◆アシヒダナメクジ 海産のイソアワモチ(食用)に近縁な大 型ナメクジで、東アフリカ、インド、中国南部 に生息している陸生生物。本来、わが国に は分布していなかったが、1969年に徳之島 、1973年に奄美大島、1977年に沖永良部島 などで移入が確認されている。現在では、広 く琉球諸島に分布している。他の陸生軟体 動物であるカタツムリやナメクジとは系統 が異なり、海産動物の印象を強く残す変わ った生き物。普段は涼しくやや湿った所に 隠れており夜になると活発に活動する。 雌雄同体。 |
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◆アマミサソリモドキ 九州南部から奄美諸島に分布。全長は約80 ミリ。比較的大型のクモ綱の生物である。名前 の通り、サソリに似た特徴はあるが、外見は ハサミと紐状の尾を持ったクモといった感で毒 針がない。 危険を察知すると成分の8割が酢酸である分 泌物を肛門腺から吹きかける。皮膚に直接つ いたり、目にはいると危険。 国内には2種が生息している。 太古の昔から進化せずにそのままの姿で生き 延びてきた非常に興味深い生き物であり、生 きた化石とも言われています。 |
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◆ズグロジュウジカメムシ 体長は13ミリ内外で頭は黒色、背中は黒色 と赤色に、白色の十文字がある美しい種類で 、奄美以南、東南アジアに分布。 オオハマボウ(ユーナ)などアオイ科植物によ く集まり吸汁する。子虫、成虫共に集合する性 質をもっている。 |
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◆クロコオロギ 奄美のコオロギでは大型の種で、体色が黒色 であるためその名があり、背面に2個の黄色紋 があるため、フタホシコオロギとも呼ばれる。 畑地に生息し、ピリピリピイピイと鳴く。 奄美大島以南、東南アジア、アフリカにかけて 広く分布。 |
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◆マダラコオロギ 茶褐色の地色に、黒と黄色のマダラ模様。 和名はそのマダラ模様からつけられた。森林の 下草などに生息し、他の地際にいるコオロギに 比べて、葉の上にいることが多い。 奄美諸島、沖縄諸島、台湾、その他東洋熱帯に 分布。 |
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◆ヒメナガメ 体長は6〜8センチで、藍色をおびた黒地に 橙色の條斑を有している。 九州以南、沖縄から東南アジアにかけて分布 し子虫、成虫ともに白菜や大根などナタネ科 植物の害虫。 |
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