徳之島の生物 | ||||||||||
=生きた化石といわれるアマミノクロウサギの棲む島= | ||||||||||
|
両生類 | |
◆ハロウェルアマガエル 奄美諸島、沖縄、西表島に分布。山林の縁部 を通る川の近くで多く見られる。 民家近くの生垣などの低い木や草の上でも 生活し、繁殖期は4月から7月ごろ。 繁殖期には大きい声でギューギューと鳴く。 名前の由来は、日本産両性爬虫類を研究し ていたハロウェルにちなんでいる。
|
|
。 | |
◆リュウキュウアカガエル 奄美大島、徳之島、沖縄に分布。 上唇の上半分が白いのが特徴。鳴嚢を持た ないため小鳥がさえずるような小さな声で鳴 く。 繁殖は12月ごろで沢などに集まってるのが 見られる。
|
|
。 | |
◆ハナサキガエル 奄美大島、徳之島、沖縄、石垣島、西表島と 台湾に分布。 手足の長いスマートなカエルでジャンプ力に 優れている。 山地渓流付近に住み、繁殖 期は、12月下旬から3月上旬。 繁殖場所は 山地渓流上流部の滝壺。 体色は、背面に緑の出るタイプと茶色いタイ プがいる。 |
|
。 | |
◆ヌマガエル 関西以南から東南アジアにわたって広く分 布。 繁殖期は、5月から8月で水田の他、一時的 な水たまりなどの浅い止水に産卵する。 ツチガエルに似ているが、腹が白く、イボが 少ないことで区別でる。 |
|
。 | |
◆ヒメアマガエル 奄美以南から東南アジアにかけて広く分布。 ヒメガエルとも呼ばれる日本最小のカ エル。体の割に、強力な足を持っていて、 非常にジャンプ力に優れている。 森林に生息し、落ち葉が堆積した林床を好 む。 菱形のような体形をしており、背面には特 徴的な斑紋があり、斑紋の形に個体差は 少ない。 |
|
◆リュウキュウカジカガエル トカラ以南の奄美、沖縄、八重山などに分 布。 奄美諸島のカエルの中で、もっとも分 布域が広くどこでも見られる。 繁殖期は4月から9月で、渓流から、溝、水 田、勇水、雨で出来た小さな水たまりなど に産卵する。 |
|
。 | |
◆ |
|
◆ |
|
◆ |
|
。 | |
◆アマミアオガエル 【奄美大島・徳之島固有種】 体長はオスで3〜5センチ前後、メスで5〜8 センチ前後とメスが大きい。環境により明るい 緑や暗緑色に変化する。 産卵行動が他のカエルと違い、水際の木の 枝や草に泡状の卵塊をつくり卵を産む習性 がある。産卵は1月下旬ごろから始まる。 鳴き声はクリリリ、クリリリ。 |
|
「徳之島の生物」の先頭へ戻る | No.90219 |
Copyright(C)2007,Tokunoshima Mangekiyou All Rights Reserved. |
|